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会長寺田の水辺愛護会活動で嬉しかった6つの出来事

中村橋から上流の紅葉

木々の葉が紅葉してきれいな季節になりました。

 

8月以来のブログ更新です。

ご無沙汰してしまいました。

 

その間、いろいろなことがありました。

 

今回は、会長寺田が活動を通して嬉しかった6つの出来事について書きたいと思います。

 

 

その1:小学生男児からの嬉しい声かけ

 

いずみ中央駅前の歩道脇の柵内の植込み部分(通称当会では・アヤメ園と称する部分)の除草活動中のことでした。

 

和泉川を挟んで約10m離れた対岸の地蔵原公園内の草むらに小学3年生位の男児が一人近づいて来ました。

 

丁度、私は一休みのため、のり面に腰を降ろして川の流れを見ていました。

 

その男の子は「おじさん、何をしているの~」と大きな声で問いかけてきたのです。

 

私は「雑草を取っているのだよ」と答えた所、「頑張ってね~!」と大きな声で励ましの言葉を頂いたのです。

 

そして子供は走り去って行きました。

 

私は嬉しくてたまりませんでした。

 

何気ない子供の一言に終日、気持ちよく作業をすることができました。

 

ありがとう!

 

 

その2:泉土木事務所の迅速な対処に感謝

 

和泉川に架かる石橋の下流に向かって右側近くに、桜川公園があります。

 

いつも夕方になると、近くに住んでいる学校などから帰って来た児童や幼児たちが、ブランコなどの遊具やかけっこをして楽しく遊んでいます。

 

その公園内には手を洗ったり水を飲むことができる水道設備があります。

 

その水道水で手を洗おうと蛇口のハンドルを回した所、蛇口の内部品が外れているのかハンドルが空回りするだけで一向に水は出てきませんでした。

 

故障しているのです。

 

このような状態では水が使えなくてみんなが困ると考え、公園の管理部署である泉土木事務所の担当部署に「水道が使用できないので点検修理のお願い」をその日の午前中にしました。

 

修理が完了して、再び水道が利用できるようになるには“しばらく日にち(時間)がかかるだろうなあ~”と考えていました。

 

ところが連絡をした3時間後には、新しい蛇口に取り換えられていたのです!

 

蛇口のハンドルを開けると水も勢いよく出てきました。

 

「短時間で対処」してくれたのです。

 

嬉しかったですね。

ありがとうございました。

 

 

その3:3年振りの会員入会

新規会員のNさん
もうすっかり戦力です!

 

私たちの水辺愛護会は高齢者が多いのが現状です。

 

・年齢を重ねるにつれて病気になり活動ができない方

・伴侶の介護が必要となり休会する方

などが続いて会員が減少している状態でした。

 

そのような状況の中で3年ぶりに入会がありました!

 

女性のNさんです。

 

Nさんは私達の活動範囲を時々、ウォーキングしていて自分も活動がしてみたいと思っていたそうです。

 

今年の元旦に発生しました「能登半島地震」のボランティア活動にも参加されたそうで奉仕精神が旺盛で明るい方です。

 

久々に会員が増えて嬉しかったですね。

 

今後のご活躍を大いに期待しています。

 

 

その4:県立横浜修悠館高校(陸上自衛隊高等工科学校を含む)が地域貢献活動を実施

作業後のゴミ出しの一部

 

10月30日に恒例となっている地域貢献活動を実施してくれました。

 

私が愛護会に加入する以前からの継続なので10数年経過している活動です。

 

今年の活動には陸上自衛隊高等工科学校から学生と教職員の約360名がバスとトラックなどに乗車して遠く離れた横須賀市から来てくれました。

 

和泉川沿いにある県立修悠館高校からは、学生と教職員の約20名の方が参加してくれました。

 

一緒に約1.5時間程度活動されました。

 

活動範囲は当愛護会の活動範囲でもある県道22号線(長後街道)に架かる和泉橋から、修悠館高校の下流に架かる関島橋までの長さ約1.2㎞の歩道と環状4号線沿いの歩道であり、かなり広範囲なのです。

 

作業内容は、

  • 歩道上の落ち葉清掃
  • ゴミ拾い
  • 伸び過ぎた雑草の除草作業

でした。

 

自衛隊高等工科学校生は「規律が良くて、一糸乱れない団体行動で活動」をされる姿が印象的でした。

 

清掃時間も“あっという間”に終了しました。

 

遠路から見知らぬこの泉区での地域貢献活動を実践してくれた学校関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

と共に、大変嬉しくなりました。

 

 

その5:伊勢山小学校4年生の体験学習

伊勢山小学校4年生
落ち葉清掃後の風景

 

7月の体験学習は熱中症対策のため、地蔵原公園内の桜の木陰の下での座学授業でした。

 

私たちの活動内容の紹介と道具類の説明などを説明しました。

izumigawachuoumizubeaigokai.hateblo.jp

 

 

その後、M先生から「どうしても子供たちが愛護会の人達と一緒に活動がしたいと言っているのです。何とか活動をさせて頂けないでしょうか?」と連絡がありました。

 

会員に相談したところ「子供たちが熱望しているのであれば期待に応えてあげよう」と、みんなが一致した意見でした。

 

嬉しかったですね。

 

活動実施となりますと9月はまだ暑さが異常に厳しくて屋外の活動はできないことが想定されました。

 

なので、10月8日第二火曜日に小さなシャベルを持参しての除草活動を計画しました。

 

しかし、当日は朝から雨天となり活動ができないことから11月12日に延期しました。

 

例年は11月にもなると歩道沿いに植えられている大きなけやきの街路樹の紅葉が始まり、葉っぱが歩道に落ちて踏み面が隠れるように降り積り清掃が大変な状態になるのです。

 

11月に延期になったので、落ち葉清掃に計画を変更することにしました。

 

しかし、今年は異常な暑さの影響で紅葉が遅れており活動日の1週間前になっても、落ち葉の量が極めて少ないのです。

 

困ったな~・・・強風でも吹いてくれないかと思ったりしました。

 

運よく二日前に雨が降って落ち葉の量が少し増加して“ほっ”としました。

 

 

12日の活動日には元気な52人の子供たちが来てくれました。

 

落ち葉の清掃方法と使用する道具の説明を行い、安全面では「車道には絶対に出ない」ことを強調しました。

 

清掃場所はクラスごとに別れて約1時間行いました。

 

ゴミ袋が一杯になると袋の上部から足で踏みつけながら落ち葉を押しつける(圧縮する)ことで、重なり合った落ち葉の隙間の空気を追い出したり、落ち葉を砕いて形状を小さくします。

そうすることにより、更に袋に余裕の空間が出来て、また落ち葉を袋に詰め込むことができるのです。

 

これを3~4回繰り返し行うことで70リットルのゴミ袋には、たくさんの落ち葉を入れることができます。

 

このように工夫すればゴミ袋の消費が少なくなり節約になることを教えました。

 

足を使わずに袋に体を押し付けている姿も見受けられ清掃しながら楽しんでいるようでした。

 

子供たちに直接聞いても楽しいとか、夢中になれると言った言葉がたくさん聞かれました。

 

清掃時間も“あっ言う間”に終わりました。

 

振返りの時間では「活動後にはどのような気持ちになりますか」とか、「どうしてボランティア活動をするようになったのですか」などの質問がありました。

 

会員の方にそれぞれ答えてもらい納得しているようでした。

 

いつもの授業とは違って「青空の下で体をいっぱいに動かしての活動に満足した様子」で子供たちは学校へと戻って行きました。

 

私達はこのような活動体験をすることができて大変嬉しいです。

 

 

その6:仲間のTさんが横浜市長賞を受賞されました

環境行動賞を受賞されたTさん



私達の活動仲間であるTさんが11月15日、横浜市役所1階大ホールに於いて、山中横浜市長から「環境行動賞」を受賞しました。

 

嬉しいニュースに大喜びです。

 

Tさんは当会の発足からのメンバーであり20年以上に亘って活動されていて現在、活動中のメンバーの中でも最高齢(80代)であり、私達会員のシンボル的存在でもあります。

 

更に、当外の水辺愛護会のリーダーでも活動しています。

 

また、長年にわたり泉区内の福祉施設でのボランティア活動も実践されていて奉仕精神旺盛な方なのです。

 

 

Tさんの除草作業を見ていると雑草をのこ鎌という道具を使って、土中に差し込み根っから除草したり、素手でむしり取ったりしています。

 

作業後に振り返って見ると、雑草が1本も残っていない状態です。

 

“まあー見事な除草作業”で美しいです。

 

また、新たに雑草が芽生えないように工夫しながら作業を行っているのです。

 

 

除草はひざや腰を曲げたりの繰り返しの作業なので苦痛になってきたり、疲れてもきます。

 

こんな大変な作業なのですが、脇見もせずに黙々と集中して活動をしているのです。

 

そのような作業状態を見るとあたかも除草を楽しんでいるかのようにも見えます。

 

しかし、実情は長年に亘ってひざが痛くて持病もあり治療を受けているのです。

 

家の中ばかり居たのではかえって気持ちが晴れずに滅入ってしまうので、外に出るために活動を継続しているそうです。

 

除草作業だけでなくて花壇に季節ごとの花々を植えて育てたり、道行く人々の目を楽しませるとか、景観の維持や美しい街づくりに一生懸命な方なのです。

 

本当に頭の下がる思いです。

 

受賞されまして良かったですね。

おめでとうございます。

嬉しいです。

 

 

以上、嬉しかった6つの出来事でした。

 

これからも、いいことがたくさん起こりますように☆

 

 

文:寺田

編集:Nao