「もっとやりたい!」
「またやりたい!」
という子どもたちの声で、今年2回目の体験学習に伊勢山小学校4年生53名が来てくださいました。
1回目は10月10日。
除草と清掃活動をしました。
今回11月30日は、街路樹の落ち葉清掃です。
清掃前に、先生からのお話と和泉川中央水辺愛護会会長から作業についての説明がありました。
落ち葉はふわふわしているので、ゴミ袋に入れると70リットルの大きな袋でもあっという間にいっぱいになってしまいます。
和泉川中央水辺愛護会で使っているゴミ袋は、破れないように厚めの袋を使っています。
計算すると、1袋28円します。
けっこう高いのです!
そのため、なるべく1袋にたくさんの落ち葉を詰め込みたいのです。
落ち葉をたくさん詰め込むための方法を、会長が足で実演しました。
ビフォーアフターでは、袋の中の落ち葉の量が減って、子どもたちからも「お~!少なくなった!」と声が上がっていました。
落ち葉清掃開始!
最初はおぼつかない手つきで落ち葉かきをしていた子どもたちですが、途中からどんどん上手になって腕を上げました。
「お~上手だね!」と声をかけると、「(和泉川中央水辺愛護会メンバーから)教えてもらいました。」と答えが返ってきました。
学んだことを即実践して、メキメキ上達する姿が生き生きと輝いて見えました。
小さな熊手は、植込みの下の落ち葉をかき出したり、狭い範囲の落ち葉を集めるのに便利です。
大きな熊手は、広い範囲の落ち葉をかき集めるのが得意です。
竹ぼうきは、落ち葉を集めた後を、掃き清めてきれいにすることができます。
それぞれバラバラに使うよりも、それぞれの特徴を生かして協力すると、効率よくきれいにすることができます。
小さな熊手、大きな熊手、竹ぼうきで連携して手際よくきれいにしてくれました!
その様子を見た先生から「テキパキしてるね!」と褒められて、嬉しそうでした。
作業前に会長から伝授された”落ち葉の量を減らす技”も楽しそうに実践してくれていました。
熊手や竹ぼうきは数が限られているので、道具を使わない子どもたちは、軍手をつけた手で落ち葉を集めたり、ゴミ袋に入れてくれました。
落ち葉を手で集めていた時、「何これ?」と黒い塊を手にした子がいました。
それが犬の糞であることにすぐに気づき、落ち葉で包み込むようにゴミ袋に入れました。
笑顔で「ウンコ触っちゃった!」と言っている姿は、たくましい!と思いました。
犬を散歩させている人たち!犬の糞は持ち帰ってください。
よろしくお願いします。
楽しみながら、一生懸命に落ち葉清掃をしてくれて、きれいになりました!
ありがとうございました。
落ち葉を集めながら、小さな実が落ちているのに気づいて「これなんだろう?」と疑問を持ったり、「変な虫がいる!」と虫を発見したり・・・。
駅前の街路樹の下にも、普段気づかなかった木の実やたくさんの生き物がいることを発見してくれて嬉しいです。
そんな好奇心を大切にしてください。
前回の除草・清掃活動のことを覚えていて、「この前は、カワセミがいたよね!」とか「川の中に鳥(アオサギ)がいたよね!」と声をかけてくれた子ども達もいました。
雑草のことについて話しかけてくれた子もいました。
その自然に興味を持って、一緒に大切にしていってくれると嬉しいです。
こちらのブログでは、和泉川周辺の植物や生き物のことも紹介していきたいと思います。
文 Nao
伊勢山小学校4年生との落ち葉清掃を会長の寺田さんの視点から書いた記事はこちら。