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和泉川中央水辺愛護会です!

 

和泉川中央水辺愛護会、会長の寺田です。

 

和泉川中央水辺愛護会は2003年7月に発足し、2023年7月で20周年を達成しました。

 

これを記念して当会としては、10年史に続いて20年史を作成しました。

 
 

また、この10月30日には横浜市水辺愛護会の全体交流会において、山中横浜市長から直接、20年永年表彰を受賞することができました。

 
 

更には、その会場で事例発表を行い当会の活動内容を知って頂いたことは、二重の喜びです。

 

 

 
 

和泉川中央水辺愛護会の活動について

 

私達が活動している和泉川は、横浜市西部を流れる長さ約10㎞弱の「二級河川」で相鉄線いずみ中央駅前を流れています。

 

駅前の玄関口にあり緑豊かな自然にも囲まれています。

 

川の両側には遊歩道があり泉区の水と緑を楽しむ「和泉川健康のみち」としてウォーキングコースにも指定され多くの人々に利用されています。

 
 

活動範囲の川ののり面は、雑草が無くて美しいのが自慢の1つでもあり、「遊歩道や河川の美化」に努めています。

 
 
 

和泉川中央水辺愛護会の定例活動について

 

私達は毎月第2火曜日と第4土曜日の午前中に、2時間活動しています。

 

活動場所は和泉川の長後街道に架かる、和泉橋から関島橋までの1.2㎞で、現在会員数は29名です。

 
 

また、会員の都合に合わせて定例活動で、河川の美化に取り組んでくださる人達がいて、年間で約450名の参加を頂いていることも大きな強みとなっています。

 
 
 

和泉川中央水辺愛護会の活動目標

 

4つの活動目標があります。

 
    1. 1.健康

    2. 2.景観・美観

    3. 3.環境

    4. 4.親睦

    5. です。

 

1つ目は「健康」です。

 

活動前のラジオ体操から始まります。

 

活動中の安全性を向上する狙いもありますが、普段体を動かしていない人が活動を通して身体をほぐし、健康で過ごせるようにと始めました。

 
 
 

目標の2つ目は「景観・美観」です。

 

遊歩道や川中のごみ拾いをして綺麗な状態を維持し、植込み部分に生えた雑草類を抜いて歩きやすいように努めています

 

 

更に、せっかく綺麗にするのならば、植物や花壇にも力を入れて楽しんでもらえる場所にしようと手入れにも精一杯頑張っています

 
 
 

目標の3つ目は「環境」です。

 

環境と言う言葉を聞くと一般的には排気ガスやプラスチックごみ問題が有りますが、私達の活動に結びつけた環境づくりを説明します。

 
 

その1

 

作業環境とは私達が活動する上での環境を言います。

 

活動時の安全ベスト着用や活動場所への安全標識、カラーコーンの設置です。

 

歩行者にも活動する私達も安心して歩けるように作業環境を整えています。

 
 

その2

 

生物環境です。

 

環境に配慮しなければならないのは人間だけではありません。

 

川に住む魚や樹木類も大切ですね。

 

川中のごみ拾いをしながら魚道の確保や樹木類を覆っているつる性雑草の除去も行なっています。

 
 

その3

 

住みよい環境です。

 

景観・美観の部分で述べましたが、ウォーキングや散歩ができる遊歩道はしっかりとした清掃と安全性が求められています

 

住みよい環境、街づくりが続くように尽力していかなければなりません。

 
 
 

目標の4つ目は「親睦」です。

 

除草、清掃活動をするだけでなく、一緒に活動している仲間と交流を行うことで活動はもっと有意義になると考えています。

 

定例活動後のお茶タイムは、活動する楽しみの一つです。

 

孫や、買い物、病気、介護、老後などたわいのない世間話で満載です。

 

 

活動の疲れや日頃のストレスも発散して新たなる“やる気”が起きるのです。

 

仲間がいるから続けられる

 

仲間がいるから楽しめる

 

仲間の存在はこの活動に必要不可欠であると思っています

 
 
 

学校との愛護会活動

 

次に、私達が特に力を入れている学校との愛護会活動について述べます。

 

これまで多くの学校と除草、清掃活動を行ってきました。

 
 

修悠館高校生による活動は毎年11月上旬に横須賀の自衛隊学校生と本校生の約380名の方々が、地域貢献活動として参加してくれています。

 

また、近隣の小学校の活動では、学童自身の「体験してみたい」という声が活動につながり、今年も多くの学校から活動参加の声をいただいています。

 
 

日常の活動とは異なり、孫・ひ孫といった大きな年齢差などがありますが、とても貴重な経験です。

 
 

今後も幅広い年齢層の方々に当会の活動を知ってもらい、街の美化活動がどのような役割を担っているのか、活動を通して積極的に伝えていきたいと思います

 
 
 

今後の課題について

 

最後に当会の課題として2つあります。

 
 

1つ目は、定例活動日における参加人数が、減少してきていることです。

 

高齢や病気等が理由で活動が困難となり退会、更に新たに会員となる人がいないなどで会員数の減少があります。

 

また、病気による体調不良や家族の介護で休会中、用事や通院などの理由で不参加となるケースが増加してきました。

 
 

2つ目は、前述した「景観・美観」の維持、向上が難しくなってきたことです。

 

これは先程の活動参加人数の減少問題と密接に関係しています。

 

“繁茂する雑草の勢い”に活動の手が負えなくなってきているからです。

 

これらの課題を解決するには、“会員の増加”などが必須です。

 
 
 

当会への加入や活動への参加あるいは興味を持って頂くために、活動の記録や想いと“景観の魅力”などをブログなどで発信して、課題解決に邁進していきたいと思います。

 

これからの10年が正念場となります。

 

みなさまのご協力、ご支援よろしくお願い致します。

 

 

お問い合わせはこちらのフォームからお願いいたします。

 

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レアリアに取材されました。

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